トヨタもVWと同様に設計共通化手法「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」 による開発効率向上活動に2012年から取組んでおり、次期プリウスへの適用を目指しています。
同社は翌年4月、「TNGA」の強化に向け、「TNGA企画部」と「商品・事業企画部」を新設。
社内統制の体系も見直して外部環境を先読みしながら、開発能力、収益目標、商品投入タイミングを見定めて中長期のラインナップを決定。
今後両社が推進する設計共通化活動「TNGA」と「MQB」は発注先偏向の可能性など、膨大な裾野企業の将来を大きく左右するだけに購買政策も重要な要素に。
トヨタとそれを追うVWのどちらに最終的に軍配が上がるかはまさに「組織力」による勝負になって行くものと予想されます。
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