政府がFCV普及の「ロードマップ」策定、200万台目指す!

「電力」には貯蔵が困難という最大の難点が有り、需要を上回った分は殆ど利用できませんが、水素の場合は開発済みの「液化技術」 を使えば天然ガスと同様に常温で貯蔵したり、タンカーやタンクローリーで輸送が可能。 

そうしたおり、トヨタ自動車がFCVの年内発売を発表するなど、FCV普及に向けた動きが顕著になっています。 

TOYOTA_FCV

ホンダも2015年にFCVを発売予定で、2017年には日産も発売を予定。 

水素供給ステーションについても全国4大都市を皮切りに設置が進みつつあります。

安倍政権は大幅な省エネルギー実現に向けて政府成長戦略にFCVの普及を組込んでおり、2025年頃にはHV並みの価格としたい考え。 

FCV導入期に於いては補助金支給によりFCVの実勢価格が500万円前後となる見込みで、ほぼかねてからの予想価格に落ち着く見込みとされています。 

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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