「電力」には貯蔵が困難という最大の難点が有り、需要を上回った分は殆ど利用できませんが、水素の場合は開発済みの「液化技術」 を使えば天然ガスと同様に常温で貯蔵したり、タンカーやタンクローリーで輸送が可能。
そうしたおり、トヨタ自動車がFCVの年内発売を発表するなど、FCV普及に向けた動きが顕著になっています。
ホンダも2015年にFCVを発売予定で、2017年には日産も発売を予定。
水素供給ステーションについても全国4大都市を皮切りに設置が進みつつあります。
安倍政権は大幅な省エネルギー実現に向けて政府成長戦略にFCVの普及を組込んでおり、2025年頃にはHV並みの価格としたい考え。
FCV導入期に於いては補助金支給によりFCVの実勢価格が500万円前後となる見込みで、ほぼかねてからの予想価格に落ち着く見込みとされています。