トヨタ、米国の販売好調で増税後の国内販売減を補完!

米市場におけるSUV系の好調を受けてRAV4の7月販売が2.7万台(前年同月比+37.1%)と大きく伸びているのが特徴で、主力の「カムリ」が4万台(+14.7%)、「カローラ」が3万台(+26.0%)とそれぞれ米国販売を牽引。

TOYOTA_RAV4

これにより、米国市場に於けるトヨタのシェアは15%と前年同月比で0.3ポイント上昇しており、11カ月ぶりにフォードを抑えて首位GMに次ぐ2位に浮上しました。 

TOYOTA_Corolla

一方、日産も7月に12.1万台(+11.4%)、累計で82.6万台(+12.6%)を販売。

NISSAN_SentraNISSAN_Sentra

主力の「アルティマ」の販売が2.7万台(前年同月比‐9.8%)と伸び悩んだものの、「セントラ」の販売が1.7万台(前年比+43.1%)と好調で、シェアが8.5%(+0.3ポイント)に上昇しています。  

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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