こうした背景を踏まえ、トヨタはインドの新車販売をテコ入れすべく、2017年を目処に新興国向けのグローバル戦略車「ヴィオス(VIOS)」投入を予定している模様。
日経新聞によると「エティオス」を生産しているトヨタ・キルロスカ・モーターの工場で生産するようで、まずは年間5万台程度の生産を検討しているそう。
現在のエティオスの生産は2020年頃に「ヴィオス」に置き換える方針とか。
トヨタは2010年の「エティオス」発売当初、年間販売目標7万台を掲げていたものの、昨年インドで販売した14.7万台の中で同車の販売はは6万台に留まっており、価格の安さ以外を重視し始めた中間層の新たなニーズに応える必要が有ると判断。
エティオスよりもデザイン性を高め、機能も多く盛り込む計画で、インドではやや上級クラスの小型車として販売する計画と言います。
インドの新車市場が活気を取り戻しつつあり、市場の成熟スピードに合わせて販売車種の品揃えについても充実させる必要性が高まりつつあるようです。
■TOYOTA INDIA
http://www.toyotabharat.com/
■HONDA INDIA
https://www.hondacarindia.com/
■MARUTI SUZUKI
http://www.marutisuzuki.com/
■HYUNDAI INDIA
http://www.hyundai.com/in/en/Main/index.html
〔関連記事〕
トヨタがインドネシア製「VIOS」を中近東へ輸出するワケは?
https://clicccar.com/2014/04/05/251340/
トヨタがインドで販売100万台達成も労使問題では窮地に?
https://clicccar.com/2014/03/22/249845/
ダットサンブランドが復活 第一弾はインドから
https://clicccar.com/2013/07/21/225473/
インドの自動車販売が鈍化 ! ホンダ・ヤマハが二輪車で勝負に出た!
https://clicccar.com/2013/05/25/220855/
【画像をご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/2014/07/26/263375/