D1GPの裏側【D1GP Rd3 AUTOPOLIS】

D1GPは、日本発のドリフト競技。市販車をベースにした専用車両で極限まで速さとカッコイイ走りを競い合うモータースポーツです。

D1GP_AUTOPOLIS_01

1台で走る単走(Tanso)は速度とドリフトの角度を競い合います。そして、D1GPの最大の見どころと言える、前後して2台で走る追走(Tsuiso)では、1対1の勝負となります。

追走は、前を走る車両に付いていく後車がいかに前車に接近して走れるかがポイントとなります。

フィギュアスケートのようにテクニックを競い、相撲のように勝負する、路上の芸術的格闘技と言ってもいいでしょう。

そんなD1GP2014シーズン、現在は大分県のオートポリスにてラウンド3が開催されています。

単走ではGT-Rの川畑真人選手が最高得点で制しています。

しかし、D1GPの楽しみはそれだけではありません。様々なイベント企画が盛りだくさんです。

中でも人気なのがピットウォーク。人気選手や車両を間近で見ることができ、写真を撮ったりサインをもらったりすることができます。D1GPを戦う選手たちのキャラクターを知れたり、場合によっては裏情報もゲットできるかもしれません。

音と煙と匂いを間近で楽しめる、D1GPはぜひ、会場へ足を運んで楽しむことをオススメします。

次戦は、Rd.4&5が連日で行われます。8月22日(金)-24日(日)、福島県 エビスサーキットで開催です。

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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