トヨタがFCVの市販時期を早めた背景に有るものとは?

FCスタックの出力は100kW、最高速度160km/h、2.2トンの車重を0-100km/h加速12.5秒で引っ張るなど、加速性能はガソリン車と同等としています。

2個の高圧水素タンクを搭載しており、70Mpaで水素を充填可能。 

 （出展 ヒュンダイ）

韓国メディアによると、トヨタがFCV専用パーツを内製で開発しているのに対して、ヒュンダイは水素タンクなどの主要部品のほとんどを輸入に依存しているため、車両価格は2倍以上の1,500万円台とか。

同社は昨年2月、デンマークとスウェーデンにFCVを導入。今年4月には韓国内で販売を開始しており、6月には北米市場にも導入。 

SUVに加えてセダンタイプも開発中のようで2025年までに合計1万台以上のFCVを国内で普及させる計画と言います。 

– YouTube

YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

youtu.be

HVの量産化で先行したトヨタがFCVの発売前倒しをこの時期に発表した背景にはこうしたヒュンダイの動きを踏まえた戦略が有るものと推測されます。 

■TOYOTA FCV
http://www.toyota.co.jp/jpn/tech/environment/fcv/ 

■HYUNDAI iX35 Fuel Cell
https://www.hyundaiusa.com/tucsonfuelcell

http://worldwide.hyundai.com/WW/Showroom/Eco/ix35-Fuel-Cell/PIP/index.html 

〔関連記事〕
茂木経済産業相がトヨタFCVを試乗したワケは?
https://clicccar.com/2014/07/15/262160/ 

トヨタ「FCV」はコンセプトモデルのまま市販する?
https://clicccar.com/2014/07/01/260197/ 

政府目標「2025年までに燃料電池車を200万円台に」
https://clicccar.com/2014/06/24/259340/ 

GMが開発中のFCVで技術力を積極アピールした背景は?
https://clicccar.com/2014/05/30/256764/ 

燃料電池車（FCV）の普及は2015年に北欧4カ国から始まる !
https://clicccar.com/2012/10/12/201495/

 （Avanti Yasunori）

【画像をご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/2014/07/18/262696/