トヨタがFCVの市販時期を早めた背景に有るものとは?

6月25日、トヨタ自動車が年内に700万円程度でFCVを市販すると発表。  

同社は1992年にFCVの開発をスタート。既に20年以上の歴史が有り、これまでに日米で100台以上のFCVで200万kmを走破。

TOYOTA_FCV

量産モデルのFCスタック出力は100kW以上を発生。

高圧水素タンク2本を70Mpa(700バール)の圧力で満充填する際に要する時間はガソリン車とほぼ同等の約3分。 航続距離は700km(JC08モード)に達しています。 

一方、韓国のヒュンダイは7月11日、同社初となる量産FCV「ix35フューエルセル」が1回の充填で700km走破したと発表。(カタログ値:594km 実力値:約415km) 

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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