クルマを受け取り、ドアを開けてまず気付いたのが、装備されているシート含め、レザートリムから発すると思われる「革の臭い」。日本以上に革製品に対する思い入れがある北米向けに、あえてその「薫り」を強くしているのでは、と思われます。
その他の装備類は大きく日本のXVと変わる部分はありません。メーターがマイル表示がメインになったり、エアコンの設定温度が摂氏でなくカ氏(度F)だったりします。このエアコンの設定温度と燃費表示「MPG(mile/galon)」はなんともピントこないですね。現地在住の日本人も「彼の身長は●●フィートだよ」と言われても即座に高い人か低い人か想像できないと言ってました。単位ってなれるのにだいぶ時間がかかるようです。
左側の運転席に座ると、日本のXVハイブリッドと大きな差は感じられません。もちろん、左右対称にはなっています。
慣れているとは言えない左ハンドル、右側通行ですが、意外なほどスムーズに溶け込んで走ることができます。自然なポジション、楽な運転姿勢が左右対称でも変わりなく取れることが功を奏しているのでしょう。