星崎 俊浩 
先日、スバル360のほのぼのとした運搬方法を紹介して、とてもたくさんの「いいね」を頂きました。ところが驚くなかれ、世の中には上には上がいるものだと、あらためて認識させられました。それは三菱ミニカの運搬方法でして、とても本物のクルマとは思えないやり方を採用していたのです。凄すぎて、アンビリーバボー〜！
そこでここでは、それぞれを比較してみたいと思います。まずは、スバル360のほのぼの運搬写真を見てみましょう。コロンとしたスバル360が、荷台の上で横向き斜めに収まる様子は、本当に可愛らしいですよネ。
そして注目すべきは、三菱ミニカの運搬風景です。最初見た時は、おもちゃのミニカーの写真かと思いました。でもこれは正真正銘、本物のミニカが、トラックの荷台に「縦置き」されているのです。専用のフレームの中にミニカを固定し、縦に持ち上げて荷台に積載している様子が伺えます。この方法で、一度にスバル360の2倍の台数を運んでいたのですから、本当に画期的！ 理屈抜きに、見事な運搬方法だと思います。
思い起こせばスバル360も三菱ミニカも、1964年の東京オリンピックの時に生産されていました。となると「6年後の2020年東京オリンピックの時には、いったいどんなクルマがどんな方法で運搬されているのかな？」とか「今度はスズキとダイハツ、ホンダの出番でしょ！」なんて、ついつい妄想してしまいます。2枚の白黒写真は、それほどまでに魅力的でありました。
■スバル360やサンバートラックの運搬方法は!? https://clicccar.com/2014/05/09/254892/
（拓波幸としひろ）
