新型ヴォクシー/ノアのサードシートが薄型化と座り心地を両立した方法は?

好調な販売台数を裏付けるように、街中で見かけるようになった新型ヴォクシー/ノア。

クラストップレベルの広い室内空間と大きな荷室スペースが魅力ですが、一見変わっていないようで着実に進化しているのがサードシートの跳ね上げ時の収まり。リヤクォーターウインドウの凹部に収まり、跳ね上げ式シートの弱みである荷室幅を確保しています。

voxy_noah_02格納時の収まりを良くするためには、シートの薄型化が欠かせませんが、それだと座り心地が悪くなってしまいます。

voxy_noah_01そこでシート設計のご担当者によると、3列目のパッドを薄くし(減らして)、パッド素材そのものも変更。数値だけではなく、実際にいろいろ座り比べて見て、現在採用している素材になったそうです。

さらに、シート内部のバネのたわみを変えるなどの工夫もして、座り心地の両立を図っているとのこと。

voxy_noah_03実際に3列目に座ってみると、3列のうちで最もフロアが高いのにもかかわらず、床からのヒール段差も確保されており、身長171cmの筆者でも膝が浮くような姿勢にならないのも美点です。

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パッドの薄型化によりお尻が底つきするかは、長時間座ってみないと分かりませんが、30〜40分程度の試乗ならとくにお尻が痛くなることもありませんでした。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘

塚田勝弘 近影
1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。クルマ、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。