BMW「M5 」30周年記念車は600馬力

ハイパフォーマンス・ビジネスサルーンというジャンルの元祖ともいえるBMW M5。その誕生30年を記念した特別仕様車“30 Jahre M5” (30 years of the M5)がドイツ本国で発表されました。

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 M5としては5代目となる現行モデルは2011年にデビュー、4.4L・V8ツインパワー・ターボは最高出力560PSとなっていましたが、30周年記念モデルは、600PS(441kW)までパワーアップ、最大トルクも700Nmとなっています。

加速性能は0-100km/hが3.9秒。それでいて、欧州複合モードで9.9L/100km(約10.1km/L)という燃費性能、二酸化炭素排出量は231g/kmとアナウンスされています。

BMW Mの量産モデルとしては史上最強のパワフルという “30 Jahre M5”。その生産は世界で300台限定ということです。

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(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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