1万円を切る廉価モデルが数多く登場し、急速に普及しているドライビングレコーダー。そろそろ愛車に装着しようとお考えの方もいるでしょう。ドラレコを選ぶ際は、電源を喪失しても映像を自動で保護する機能があるかはチェックしたいものです。
また、ドライビングレコーダーの映像を動画サイトなどで見ていると、突然クルマや自転車などが左右から飛び出してくるものが数多く、もう少し広角であれば状況がより詳しく分かるのに、というケースも少なくないようです。
ガーミンが5月24日に発売するガーミンの「GDR190J」は、ふたつのレンズによって水平200度のパノラマ撮影を実現したドライビングレコーダー。
ディスプレイは使用時のみにオープンできる格納式であるため、コンパクトに設置可能で、ドライバーの視野を確保します。
フレームレートは30fpsで途切れのない滑らかな録画に対応し、常時録画に加えて、万が一の際はショック感知時の自動ファイル保護機能が働き、大切な録画ファイルの消失を防いでくれます。
さらにパーキングモードでは、画像内で動いているものを感知した際に自動録画を開始し、駐車時のもらい事故や車上荒らしなどを記録。
ほかにも前方衝突警告(FCWS)機能を用意し、前方の車との距離が接近しすぎると警告したり、スピードカメラアラート機能により、オービスなどの自動速度取り締まり装置の存在を教えてくれたりします。
なお録画した映像は、付属ソフト「PC Tool」で再生と解析が可能。旅先の美しい景色だけでなく、地図上のどの場所でどれくらいのGがどちらの方向に掛かったのかなど、アクシデントの解析ができます。
価格は3万6800円とやや高めに思えますが、ふたつのレンズと300万画素のCMOSセンサー、Gセンサー、GPS(準天頂衛星みちびき)などを考えると納得できるもので、録画時間は1080pで 約5時間20分(32GB)、約2時間40分(16GB)、約1時間20分(8GB)となっています。
(塚田勝弘)