新型ノアのエアログレード「Si」にプレミアム感を加える方法

発売されるやいなや大人気になっている新型ノア。あまりの人気に長い納車待ちができちゃっているようですね。

ボクの知り合いにも契約した人がいるんですが、話を聞くとちょっと不満があるんだとか。彼曰く「もうちょっとスポーティにして高級感も欲しい」んだそうで。買ったのはエアログレードの「Si」。スポーティ感も高級感もこれ以上欲しいなんて、ちょっとわがまますぎる気がしないでもありませんけどオーナーの率直な本音なんでしょう。

でも、世の中にはそんなワガママな要求に応えるアイテムがちゃーんとあるんです。今日は、彼をはじめとするノアオーナーと購入を考えている人のためにそれを紹介しましょう。

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ジャーン。それがこのクルマ。
ノーマルのノア「Si」に比べると、雰囲気がずいぶん違うのわかります?

 この車両、1月に開催された東京オートサロンにも展示されていたので、見覚えのある人もいることでしょう。トヨタモデリスタの「エアロキット」を装着した、新型ノアの「MOELLISTAバージョン」です。

トヨタモデリスタは、カスタマイズを手掛けるトヨタの関連会社。そのクオリティはトヨタ純正部品に匹敵するレベルで、このエアロキットもノアの販売店オプションカタログに掲載されているもの。新車ディーラーでの購入・取り付けが可能で、新車購入時なら新車ローンにだって組み込めちゃうんだから、装着も結構気軽なんですよ。保証にだって対応してくれるのが、心強いですね。

「Si」用にエアロキットとして用意されているのは、フロントスポイラーとリヤスカート。
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ベース車のバンパーに装着するフロントスポイラーは、ワイド方向に伸びやかな造形がポイント。先端には、フローティング(周囲から浮いているように見える手法)でデザインしたウイング形状のメッキパーツを融合し煌びやかにしているのが、目を引きますよね。

そのメッキ処理のデザインは「Si」のノーマルバンパーよりもグッと前に張り出していて左右に大きく広がっているので、輝きが強調されててプレミアムな印象をさらに強調。ボトムを広げたことによる安定感と、メッキの輝きによる上級感の両方を高められるデザインなのです。


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リヤも、ベース車のバンパーに装着するタイプ。ボディカラーが黒だとわかりにくいですが、ここにもフローティング処理が盛り込まれていて、下端部にあるディフューザー形状の部分が車体から離れているように演出しています。

デザイナーさんによると、そのフローティングで「明快なスポーティさと先進性を狙っている」んだそうです。確かにカッコいい!

この「モデリスタエアロキット」をお得に装着するの方法は、前後セットで購入すること。
塗装済みで8万2950円(購入後に塗装が必要な素地のタイプで7万2450円)と、単品購入より割安になっています(いずれも5%の消費税込みで取り付け費別。以下同様)。前後どちらかだけを単品で購入する場合は、フロントスポイラーが塗装済みで5万3550円(素地4万6200円)。リヤスカートは3万7800円(素地3万1500円)ですね。

えっ、確かにスポーティにはなったけど、エアロだけじゃ煌びやかさがもの足りない?
ゴージャス感を高めるアイテムも、ちゃーんとありますからご心配なく。

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グリルの上に装着してフロントに輝きを増す、フードガーニッシュ(メッキ)。2万9400円。

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グリルの下に装着する、フロントガーニッシュ(メッキ)。2万6250円。

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 両方装着すると、グリル面積が上下に広くなり、よりゴージャスな顔つきに! 

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左がノーマルの「ノア Si」。対して右はモデリスタバージョン(エアロキット、フードガーニッシュ[メッキ]、そしてフロントガーニッシュ[メッキ]等の装着車)。2台を並べてみると、違いがよくわかります。低重心感、そしてゴージャスさが一目瞭然ですね。

 フロントだけじゃ物足りない?

そうですよね。もちろん、フロントだけじゃありません。

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ドアノブをメッキで飾る、ドアハンドルガーニッシュ(メッキ)。1万2600円。

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 テールゲートに装着しナンバープレートの周囲を飾る、バックドアガーニッシュ(メッキ)。2万3100円。

モデリスタのドレスアップアイテムは、ヴォクシー用がよりスポーティな雰囲気を強調するのに対してノア用はメッキパーツを追加するなど煌びやかさを強調。ノアをもっともっと高級で上質なスタイリングにしたい。そんな欲求を満たしてくれる、クオリティの高いカスタマイズアイテムというわけです。

■トヨタモデリスタインターナショナル
 http://www.modellista.co.jp/

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(工藤貴宏)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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