いやー、やるな、ロータス。
数々の市販スポーツカーやF1での活躍も有名なロータスが初の2輪車を発表しました。ロータスほどの名門が出すんですよ。ハードル高いですよ。カッコだって斬新じゃないとダメ。でもカッコだけでもダメ。そもそもロータスはエンジンは作れませんから、シャシーとボディだけで差をつけなくちゃいけない。それで出てきたのがこのデザインですよ。ジャーン!
そう来たか! タンクからエンジンまでを一体としてフルカバー。まるでF1のサイドポンツーンのような造形です。それでいて、全体的にはちょっとレトロなカフェレーサーふうのローフォルム。なんかこうサプライズも用意しつつ、ノスタルジーもかんじさせつつという絶妙なデザインですね。
もっともこれは、ドイツのKodewa社が、ロータスからライセンスを受けて作るバイクで、Kodewaが主導で開発されたようです。バイクの名前はLotus C-01。1195ccのVツインエンジンを搭載し、最高出力は200馬力。潤滑方式はドライサンプだそうです。フレームはカーボンファイバーとチタンと航空機用スチールだかなんだかのハイブリッド。乾燥重量は181kgです。もっとも100台だけしか作られないようなので、手に入れることができるのは、ごくわずかなひとに限られますね。
(まめ蔵)