ホンダN-BOXシリーズが王座防衛! 2年連続軽自動車ナンバー1

F1のエンジンを担当していた浅木泰昭LPL(Large Project Leader)に、N-BOXとN-BOX+開発の裏側を1時間ほどうかがう機会がありました。F1のエンジンと軽自動車の開発。その違いは察するに余りありますが、「レギュレーション(規格)の中でせめぎ合うというのはレースも軽自動車の開発も同じ」、「N-BOX+は福祉車両(車いす仕様)用と限定せずに、いわば普通のクルマ化する」という話がとくに印象に残っています。

N_BOXさて、そんな浅木さんが率いるチームが心血を注いで投入したN-BOXは、「Nシリーズ」の第1弾であり、「N-BOX+」は第2弾。ちなみにN-ONEのLPLも浅木さんでした。

N_BOX_+N-BOXシリーズですが、昨年12月には、燃費性能の向上で一部グレードを「免税」対象車にするとともに、シティブレーキアクティブシステム、サイドカーテンエアバッグシステムと前席用i-サイドエアバッグシステムからなる「あんしんパッケージ」をオプション設定するなど、安全機能の追加を図り、さらに商品力を強化。N-BOXシリーズは2011年12月の発売以来、累計販売台数は57万台を超え、軽自動車の販売台数で2年連続ナンバーワンとなっています。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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