ジャガーXKが早くも2015年モデルにスイッチ

私事ですが、20年近く前に輸入中古車を扱う広告代理店に少しだけ勤務していたことがあり、ワケあって初めて運転した「ガイシャ」がジャガー「XJ-S」でした(多分XJSではなく)。Eタイプの系譜を受け継ぐロングノーズの、その白いXJ-Sはかなりくたびれていましたが、降りて眺めるたびにカッコいいなぁ、とうっとりしたものです。

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XJSの後継として登場したXKは、デザインディレクターのイアン・カラム氏が手がける流麗なラグジュアリーサルーンで、もちろんオールアルミのモノコックボディを採用しているのはご存じのとおりで、XJ-SやXJSとは路線を変えています。

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1月末から販売されているジャガー「XK」の2015年モデルは、「XK Luxury Coupe」に追加標準装備として、ジェットスウェードクロス・ヘッドライニング、キーレスエントリー、レザーステアリングホイール(ヒーター付)、ジャガープレミアムサラウンドサウンドシステム (8スピーカー/525W/Dolby Pro-logic2サラウンドサウンド)を用意し、価格は1245万円。

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「XK Portfolio Convertible」には、ブライト・ステンレススチールペダル、シングルスロットCDプレイヤーを追加し、価格は1471万円。

「XKR Coupe」には、レッドブレーキキャリパー(ジャガーロゴ入り)、ブライト・ステンレススチールペダル、エアロダイナミックパックを標準装備として追加し、価格は1584万円。そのほか、最上位の「XKR-S Coupe」は1800万円です。

どれもため息がでそうなお値段ばかりですが、アベノミクスの恩恵で着実に台数を積み重ねていそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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