スズキ・アルトがCVT搭載で全グレード・エコカー減税に進化しました

軽自動車のみならず、ガソリン車ナンバーワンのJC08燃費スペックを誇るアルト エコとアルトがマイナーチェンジをしました。

 今回の仕様変更では、2012年7月1日からの保安基準にあわせて汎用ISOFIX対応のチャイルドシート固定用アンカーを全機種に装備しているのが大きな変更点。またアルト エコでも好評のエコ・ドライブをサポートする「エコドライブインジケーター」を5MTを除く全車に標準装備したということです。

さらに「F」グレードの4WD車のトランスミッションを4ATからCVTへ変更することで燃費を20.0km/Lから21.8km/Lへと大幅に向上させ、エコカー減税に適合させています。これにより、「アルト」乗用タイプ全機種がエコカー減税の対象になりました。

また、「アルト エコ」シリーズは車両重量を10kgほど軽量化したことに加え、エンブレム色を青色メッキを施した専用タイプに変更しています。

なお、メーカー希望小売価格はアルトが808,500円~、アルト エコが895,000円~、アルト バンが677,250円~となっています。

■スズキ、軽自動車「アルト」を一部仕様変更して発売~乗用全機種がエコカー減税に適合~(スズキ)
http://www.suzuki.co.jp/release/a/2012/0611a/index.html

(山本晋也) 

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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