2014年1月13日に開幕した北米国際オートショー(デトロイトショー)においてレクサスが新型クーペ「RC」をベースとしたハイパフォーマンスバージョン「RC F」を発表しました。東京オートサロンではGT500バージョンも公開されるなどしていましたが、そのメカニズム構造がわかる画像などが公開されています。
排気量4969ccの「2UR-GSE」型V8エンジンはチタンバルブや鍛造コンロッドなどを採用した進化版。最高出力は450馬力以上、最大トルクは520Nm以上とアナウンスされています。画像からもわかるように、トランスミッションは「8-Speed SPDS(スポーツダイレクトシフト)」で駆動方式はFR。コーナリング時に左右の駆動力配分を制御する新機構「TVD(トルク・ベクタリング・ディファレンシャル)」を採用しています。画像からはリヤ操舵システムも確認できます。
ボディサイズは、全長4705mm 全幅1850mm 全高1390mm。ホイールベースは2730mm、乗車定員は4名とアナウンスされています。またタイヤサイズはフロント235/35R19、リヤ275/35R19と前後で異なっていることも明らかとなりました。
さらに、エンジンフード、ルーフ、リヤウイングなどにカーボンパーツを採用した「カーボンパッケージ」を設定。このパッケージにより、約10kgの軽量化が実現できるということです。
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(山本晋也)