OSやブラウザなどWEBやPC、アプリなどの世界でオープンソースはお馴染みですが、イタリアに本拠を置くOSVehicleは、クルマのオープンソース化を始めました。
世界中のメーカー、デザイナー、起業家を使ってオープンソースのクルマを作るというプロジェクトですが、2人乗りと4人乗りがある「TABBY」と命名された最初のモデル(EV)は、60分未満で組み立てることが可能で、キットカーのようなイメージです。
「TARBBY」のプレゼンテーションは世界中から聴衆を集め、現在の組み立て新記録は41分40秒。
オープンソースというだけあって設計図は公開されていて、誰でもユーザー登録すればホームページからダウンロードできます。
図面の公開だけでなく、製品としてのクルマも今春の発売を目指して開発中で、EVだけでなく125ccのエンジンを搭載したハイブリッドも用意される見込みとのことです。
■OSVehicle
http://www.osvehicle.com/
(塚田勝弘)