自販連(日本自動車販売協会連合会)や全軽自協(全国軽自動車協会連合会)の発表によると、2013年12月の国内新車販売台数は前年同月比25.0%増の42.3万台と昨年9月以降、4カ月連続で前年実績を2ケタ増で上回るなど、高水準で推移しています。
内訳は登録車が25.4万台(前年同月比+18.7%)、軽自動車が16.9万台(+36%)。登録車では低燃費で人気のHV勢が販売台数で上位を占めています。
さらに登録車の販売台数内訳をブランド別に見て行くと、首位が10.6万台(+11.6%)のトヨタ、2位は昨年9月の新型「フィット」投入で3.9万台(+105.3%)と大きく販売台数を伸ばしたホンダ、3位はノートやセレナで3.1万台を販売した日産(+1.0%)、4位はCX-5の好調が効いて1.2万台(+31%)を販売したMAZDA。
軽自動車では首位がダイハツで5.3万台(+28.3%)、2位はスズキで4.7万台(+33.7%)、3位は「N BOX」が好調なホンダで3.7万台(+44.6%)、4位は「DAYZ」の投入で1.5万台(+86%)と大きく伸びた日産。
自販連によると、消費税増税を見据えた駆け込み需要が販売台数を押し上げる要因になっている模様。 年初の登録車の販売滑り出しも好調のようで、消費増税前の駆け込み需要が今後も3月末にかけて続くものと思われます。
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