まるでおとぎ話のようだ……。私は関東地方の、年に1回雪が積もるかどうかというエリアに生まれ育ちました。まぁ積もったときにできるのはせいぜい雪だるま。かまくらとか氷像とかにはなんとなくあこがれを抱いていました。雪や氷を使って存分に遊ぶというのは、北国のひとたちの特権ですよね。もちろん苦労も多いんでしょうけど。
さて、この動画は北国カナダのカナディアン・タイヤという会社のCMです。あるガレージのなかで、溶け落ちて広がっていった水を逆再生していくのですが、もともとはなんだったんでしょうか? 時間をさかのぼると、意外なものができあがります。
いやぁ、北国ならではの美しい乗り物ですね。まるでおとぎ話に出てきそうな試みです。これ、ちゃんと動くんです。フレームの上に氷でボディを作ったアイス・トラックってわけです。この動画は寒さに強いバッテリーのCMで、バッテリーをマイナス40℃に冷やしたうえで、氷でできたトラックに積んで、エンジンがかかりますよ、という動画もあります。下がそうです。
試作車をテストドライブさせている動画なども見られます。
(まめ蔵)