マツダ・キャロルがマイナーチェンジでモード燃費35.0km/Lへと進化!

スズキ・アルトエコのOEMモデル、マツダ「キャロル エコ」がマイナーチェンジ。アルトエコ同様にFFで35.0km/L、4WDは32.0m/LというJC08モード燃費へと進化しています。

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燃費性能改善については、ピストン形状の変更による圧縮比アップ(11.0→11.2)、エンジンオイル・オイルポンプの変更にょる抵抗減、制御の最適化といった内容となっています。 

もちろん、リチウムイオン電池を利用したエネルギー回生機構や13km/h以下でアイドリングストップを行なうシステムなども従来通りに搭載しています。

また、4WDにおいてはヒーターの効き始めるまでの時間を短縮するために、始動直後はCVTクーラーへの冷却系の流れを遮断するといった工夫もアルトエコ同様に採用されています。

グレードはECO-LとECO-XでECO-Xには4WDもラインナップ。メーカー希望小売価格は849,450円~1,085,700円。全車エコカー減税の対象となっています。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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