ホンダ「ヴェゼル」画像ギャラリー2 -コンパクトSUVが現代のスペシャリティカー!

ホンダのニューモデル「VEZEL(ヴェゼル)」は、コンパクトSUVとして生まれたのではありません。ホンダファンや古くからのクルマ好きには馴染みの深い元祖スペシャリティカー「プレリュード」をイメージして、現代のスペシャリティカーとしてグローバル市場に受け入れられるクルマをゼロから作ったのだそうです。

そうして生まれたのがクーペとミニバンのいいとこどりをしたキャビンをSUV的なシルエットにまとめるというパッケージの基本コンセプト。

エクステリアデザインではクーペ的なキャビンとSUVのマッシブさを合体させた、クロスオーバーとしているのです。機能面ではボディ下面を全部覆っているかのように思える空力アンダーカバーがヴェゼルの特徴。これによりSUVの領域を大きく下回る空気抵抗となり、燃費はもちろん、スムースな走り、静粛性の高いキャビンを生み出しているといいます。

インテリアではヴェゼル最大の特徴ともいえる「ハイデッキセンターコンソール」によってドライバーの空間をコクピットとして演出。助手席はマイルドな風を送る「ワイドフローエアコン」を配しておもてなしの空間としています。またリヤシートは膝まわりの余裕をたっぶりとり、座面も大きめとすることでくつろぎの空間としています。キャビンのパッケージも、外観のイメージそのままにクロスオーバーしているのです。 

VEZEL EXT003

 

VEZEL INT003

 

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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