ワゴンでレース!? ホンダUK 2014年BTCCはシビックツアラーで参戦!

イギリスで人気のツーリングカーレースBTCC。2012年にはドライバー・チーム・コンストラクターのトリプルクラウンを獲得したホンダ・シビックですが、2013年シーズンは、ゴードン・シェデン選手がドライバーランキング2位にとどまり、惜しくもチームとコンストラクターのみと二冠に終わっています。

そのホンダ・ユアサ・レーシングが2014年に向けて、ベース車両をハッチバックのシビックからワゴンのシビックツアラーへチェンジすることを発表、マシンのプロフィールを公開しました。

BTCC Civic001

サイドビューではかなり大きくなっているように見えますが、 レギュレーションに基いて製作されるため重量増はナシ、ホイールベースもハッチバックと同一で、サスペンションなどのメカニズムも熟成されたノウハウを活かせるといいます。

ボディで異なるのはテールゲート部分が伸びている点。果たして、これがオーバーハングの重さとしてネガになるのか、ルーフの延長による空力特性がポジとなるのか、気になるファンも多いのでは? その有利不利は、シーズンが開幕すれば判明することでしょう。

日本では正規販売されていない、欧州シビック&シビックツアラー。こうしてレースシーンでの活躍が伝わると、ホンダファンからの熱いリクエストが増えていくかもしれません。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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