テスラが東京モーターショー初登場で、モデルSの試乗もできる!【東京モーターショー2013】

アメリカの自動車メーカーで唯一出展しているテスラモーターズは東京モーターショー初登場で、プレスデーの前日にはビッグサイト近くにあるパナソニックセンター東京で記者向けの会見、試乗会が開催しました。

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モーターショーでのブースでは、来年春に日本で納車予定の「モデルS」と床一面にバッテリーセルを敷き詰めたシャーシのカットモデル、家庭用の100Vからアダプターを使うことで「チャデモ」まで可能な充電の多様性を謳っています。

ブース以外にも西棟アトリウムにあるパナソニックブースで、車載用EV電池の解説と「モデルS」を展示。

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日本での価格は発表されていませんが、アメリカでは日本円で約700万円からで、すでに1万5000台をクリア。日本向けには右ハンドルも用意されており、予約段階ではやはり右ハンドルの方が多いそうです。

「モデルS」の試乗記は、過去の記事をご覧頂ければと思いますが、0-100km/h加速は標準仕様で約5.6秒、パフォーマンスモデルで約4.4秒と、ポルシェ911カレラよりも速い上に、段付き感のないシームレスな加速フィーリングはまさに異次元。

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気になる後続距離は約500kmで、実際に東京から京都の知恩院まで充電せずに走破。約500kmというと伊勢神宮〜出雲大社の距離に相当するそうですから、日本の普通のドライブであれば電池切れの心配はないうえに、1時間充電すれば約85kmの航続距離分を充電できます。

一度乗っていただければ、その異次元の走りは実感できるはずで、「モデルS特別試乗会」と題して12月1日までメガウェブとパナソニックセンターの2か所で公道試乗ができます。予約はテスラモーターズのホームページから。

さらに、ロードスター、モデルSに続く、第3のモデルは約3〜4万ドルの見込みで、モデルSの10倍の拡販を狙うそうで、近い将来は「テスラ=高額」というイメージを覆してくれそうです。

■フラットボディからドアハンドルに触れるとせり出す未来感も魅力【テスラ「モデルS」試乗01】
https://clicccar.com/2013/05/23/220636/

■巨大なタッチスクリーンに度肝を抜かれる近未来的なインパネ【テスラ「モデルS」試乗02】
https://clicccar.com/2013/06/02/221398/

■瞬間移動? ワープ? 未体験の加速感に驚愕!【テスラ「モデルS」試乗03】
https://clicccar.com/2013/06/03/221598/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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