エンジン・オブ・ザ・イヤーのフォード・フィエスタは1.0リッターで100馬力

2014年初頭の日本導入が正式にアナウンスされている、フォードのコンパクトカー「フィエスタ」。新世代フォードを象徴する「キネティック・デザイン」のシャープなフォルム、そしてインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを連覇した1.0リッター3気筒 直噴ターボ「エコブースト」エンジンと、アピアランスやメカニズムでの注目ポイントの多いニューカマーです。

2014 Fiesta

そんなフォード・フィエスタの日本導入予定モデルのスペックが判明しました。

全長:3995mm
全幅:1720mm
全高:1475mm
エンジン形式:直列3気筒DOHC 直噴ターボ
エンジン総排気量:997cc
最高出力:74kW(100PS)/6000rpm
最大トルク:170Nm(17.3kg-m)/1400-4000rpm
トランスミッション:セレクトシフト付6速パワーシフト

吸排気独立バルブタイミング可変機構を持つ3気筒直噴ターボに6速パワーシフト(DCT)を組み合わせた、いかにも高効率が期待できるパワートレインは、欧州モードで4.5L/100km(約22.2km/L)という優れた燃費性能を達成しています。はたして日本仕様では、どれほどのモード燃費になるのか、非常に気になる一台です。 

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ford_ecoboost999

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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