貴重なフルサイズ輸入ミニバンであるVクラスは、3.5LのV8エンジンを搭載し、サードシートまで大人がゆったり座れる広い室内が魅力です。「座る」ことを最重要視した3列シートは、日本のミニバンのように「パタンパタン」とシートアレンジができるわけではなく、脱着式の2列目、3列目シートは非現実的な重さで、とくにサードシートは3人くらいいないと脱着は困難なほど。
しかし、シートアレンジなんか不要、とにかくゆったりフル乗車をしたいのであれば、大きなシートサイズはアルファード/ヴェルファイアなど国産ミニバンを上回ります。
さて、今回全国170台限定で導入された「V350 BLACK EDITION」は、V350トレンドをベースにラグジュアリーパッケージやバイキセノンパッケージなど、人気のオプションを加えた特別仕様車です。
運転席のメモリー付パワーシート、前席シートヒーター、電動デュアルスライディングドア、駐車時に障害物を検知すると警告するパークトロニックからなるのが「ラグジュアリーパッケージ」。バイキセノンヘッドライト、ヘッドライトウォッシャー、アクティブライトシステムからなるのが「バイキセノンパッケージ」です。
エクステリアは、オプシティアンブラックのボディカラーに、18インチ10ツインスポークアルミホイール&ワイドタイヤを装着しているのが特徴。
価格はベースモデルよりも50万円高の499万円と特別仕様車にふさわしい値付けで、輸入ミニバンの代表的モデルを豪華装備で手に入れるチャンスです。
(塚田勝弘)