メルセデスベンツが10月20日に公式サイトで次期「Cクラス」と思われる新型車のティザーPVを公開しました。
第一弾となる今回のティザーPVでは「軽量なボディシェルにハイクラスな雰囲気のインテリアを採用、新開発のタッチパッドコントロールを装備」としています。
クリッカーでも先日スクープ画像でご紹介したとおり、外観で特徴的なのがSクラス風の丸みを帯びたリヤ廻り。
欧州自動車メディアなどの情報によると、高張力鋼板やアルミパネルの使用により、全長+40mm(W/Bは+90mm)と大型化されているにも拘わらず、現行モデル比で新型ゴルフに匹敵する100kg近い軽量化が図られている模様。
安全運転支援システムではレーダーシステムに加えてステレオカメラを装備。 またミドルクラスでは初採用となるエアサスや9速AT仕様もオプションで用意。
1.8L直4エンジンの他に新開発となる6気筒仕様やAMG用の5.5LV型8気筒で525psを発生するツインターボエンジンをラインアップ。 勿論、ディーゼル仕様やHV仕様も用意しているようです。
インテリアにはCLAクラスにも見られる最新のトレンドが取り入れられており、ダッシュボード中央上部には7インチの独立型モニターを装備。
頻繁に計器類に目を移す必要性を軽減するヘッドアップディスプレイにより、車速だけで無く、NAVI情報の投影表示も可能とか。
次期Cクラスの生産開始時期については既に2014年と発表されており、年内にデビューする可能性が高く、実車のお披露目は2014年1月のデトロイトショーとなる模様。
一方、BMWは2シリーズ・クーペのティザーPVを10月25日の発表に先駆けて公開。
外観についてはこちらもクリッカーでスクープ画像をご紹介済みですが、現行1シリーズのクーペ版ながら、そのエクステリアデザインは一新されており、カジュアル&スポーツ路線をテーマにしているようです。
ボディサイズは現行の1シリーズ比で100mm程度延長されており、全高は逆に20mm以上低くなっている模様。
3シリーズに搭載されている2.0Lの直4ターボエンジンや直4ディーゼル仕様をラインナップ。最高峯には320psを誇る3.0L 直6ターボの「M」仕様の存在も。
更にはカブリオレや6シリーズ同様の4ドアグランクーペの登場も予想されています。
欧州経済の低迷で長らく不振が続いた欧州新車市場ですが、9月には前年同月比で+5.5%と伸びており、ようやく明るさを取り戻しつつあるようで今後の欧州車開発にもいっそう弾みが付くものと予想されます。
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