今年も世界一のカートドライバーを決定するレッドブル・カートファイトのジャパンファイナルが お台場のメガウェブで開催されました。
昨年、優勝した澤田真治君は日本代表として世界一に駆け上りました。彼を目指し、各地の予選を勝ち抜いた腕自慢24名が 日本中から集まりました。
決勝は 予選レースを勝ち抜いた12名に世界チャンピオン澤田君を加えた13名で5周の決勝が争われます。 スタート直後から順位の変動は激しく、徐々にヒートアップ。残り2周でのトップ争いは3台、1コーナーで3位から 8.小出選手が先頭に出ます。が、完全に前に出ることが出来ず、その先のコーナーでは外側で行き場をなくします。
アクセルを緩めなかったマシンはコースサイドのバリアにヒット、姿勢を崩し後続車と接触、コースを 塞いでしまいました。ここでレースは中断。
幸い怪我はした選手はおらず、ルールに従ってレースは13周終了時のトップを優勝と認定しました。 優勝はNo14の久保誠選手。「チェッカーを受けていないので、表彰台に昇ってようやく実感が湧きました」との事。 澤田君に続いての世界チャンピオンを目指して頑張ってください。
このイベントには現在スクーデリアトロロッソからF1に参戦中のドライバー、ダニエル・リカルド選手が特別ゲスト として来場しました。来年レッドブルF1チームに移籍するとリカルド選手は優勝候補の一角となります。
決勝レースの前にデモランを行い、決勝レースも山本左近、中嶋一貴、といった元F1ドライバーと一緒に声援。 優勝セレモニーでプレゼンターを行い、参加者のアフターパーティーにも顔を出したリカルド選手。 様々なインタビューにも応じました。専門誌記者の「チームオーダーを出されたら…」という意地悪な質問にも答えました。 彼の答えはこちらの動画でどうぞ。