20インチ4Kタブレット発売で自動車販売の姿が変わる?

世界最大の20インチサイズ4Kモニターを搭載したパナソニックのタブレットが発表されました。

Panasonic 20 inch 4K Tablet_7

そのプレゼンテーションムービーで、スポーツカーのショールームでのシーンから始まる映像が例として紹介されています。

現在でもiPadなどタブレットが一部で使用されていますが、まだまだ主流とは言えません。少なくともしばらくは併用が続き、印刷データをデジタルコンテンツに変換する程度のようですが、デジタル寄りの流れは確実に進んでいくでしょう。

紙のカタログではできない動きを見せたり音を聞かせたりできます。また、必ず必要となる見積もりを出すのにも便利です。

しかし、紙のカタログには詳細な美しい写真を見せる事ができますが、十数インチのモニターでは「ドーン」と見せる事ができなかったのが20インチ4Kならばそれも可能になる、ということでしょうか。

そのような使い方を想定しているわけで、個人ユースの製品としてではなく法人向けであることはビジネス向けサイト(http://panasonic.net/business/)に掲載されていることからもわかります。なので、民生用として発売されるのはしばらく先かもしれません。

それにしても気になるのはこのPVに出てくる車両です。

バッテリーの供給で関係の深いテスラあたりのニューモデルだったりすれば、より話題になっていいと思いますが、違いますかね?

(小林和久)

<関連記事>
好調はホントだった!テスラ用リチウムイオン電池セルの生産が1億個を突破!!
https://clicccar.com/2013/06/16/222947/

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
続きを見る
閉じる