「ストラーダ」のメモリーナビ「Rシリーズ」がヘッドアップディスプレイに対応!

国産車、輸入車を問わず一部の高級車などに搭載されているヘッドアップディスプレイ(HUD)は、ドライバーの目の前のフロントウインドウに速度やカーナビのルートなどを表示する機能で、比較的古くから採用されています。

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カーナビの課題である視線移動の抑制は、HUDや純正ナビのようにメーターパネル内に矢印などの簡易ナビを表示するといった手があります。カロッツェリアが「サイバーナビ」で用意する「AR HUD(拡張現実のヘッドアップディスプレイ)」は最先端で、ケンウッドもHUDモデルをリリースしています。

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今回、パナソニックが「ストラーダRシリーズ」のオプションとして追加したのは、カロッツェリアやケンウッドのようにフロントウインドウの上部に設置するタイプではなく、純正HUDのようにメーターの真上に表示。

同社が「フロントインフォディスプレイ」と呼ぶHUD「CY-DF100D」は、ルートガイド中の交差点の右左折やインターチェンジなど、必要度の高い情報をダッシュボード上に設置したコンバイナを通してドライバーの見やすい位置に表示されます。

取付可能車種は、8月末時点でアルファード/ヴェルファイア、プリウスα、アイシス、シエンタ、ポルテ/スペイド、フィットハイブリッド、モコ、ムーブ コンテになります。

「Rシリーズ」にフロントインフォディスプレイを組み合わせるには、ナビ本体のバージョンアップが必要。価格はオープンですが、実勢価格は6万円前後です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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