いよいよ夏本番、本格的なアウトドアシーズンの到来です。日本は海川良し・山里良しの国ですから、豊かな自然に感謝しつつ、カーライフをエンジョイしたいですよね。群馬に拠点に持つスバルは、四季折々の自然の中で「水平対向エンジン+シンメトリカルAWD」の走りを鍛えてきました。そこでここでは、スバルが誇る個性派SUVシリーズを紹介したいと思います。
■フォレスター:すべての道がフィールドとなる
現在スバルは、フォレスター・2Lターボで世界五大陸制覇にチャレンジしています。真夏のオーストラリア(南半球)を皮切りに、極寒の北ヨーロッパから砂漠のアフリカを経て、現在は南米に向けて移動中。フォスターは、過酷な大自然を危なげなくかつ快適に走破しているのですから本当に凄い! しかも価格はターボの上級仕様でも300万未満ですから、SUVでは世界最高のコスパ(コストパフォーマンス)じゃないかしら?更にNA・2Lエンジンなら本格4WDが200万円から選べるし、6MT仕様まで用意されていますから、まさに至れり尽せりのラインナップだと思います。
◇スバルフォレスター http://www.subaru.jp/forester/forester/
■レガシィアウトバック:誇りたくなるゆとりと上質さ
レガシィアウトバックの特徴は、主力の水平対向4気筒2.5Lエンジンの他に、最上級仕様として水平対向6気筒3.6Lもラインナップしていること。しかも同じ水平対向を搭載するポルシェ911カレラよりも、排気量が大きいのですね。更に価格は約360万円で、同じ4WDのポルシェ911カレラ4の1/3以下。もちろん直接比較はナンセンスですが、アウトバックがコスパに優れていることは間違いありません。「水平対向6気筒+本格4WD」の贅沢かつタフな走りを、存分に堪能することができるのです。
◇スバルアウトバック http://www.subaru.jp/legacy/outback/index.html
■XV/XVハイブリッド:都市を自由に駆ける存在
都市型SUVのスバルXVは、インプレッサ兄弟としてデビューしました。特徴は、シンメトリカル4WDが持つ走破性の余剰分を、街中での燃費や快適性に振り分けたことでしょう。スタイルは、街でも似合うトラッキングシューズの様にファッショナブル。タイヤも燃費性能に優れるヨコハマの「ブルーアース」を装着。街中のスマートな走りに重点を置いた仕上がりとなっています。また最新のスバルXVハイブリッドは、モーターによる滑らかで力強い走りと低燃費によって、スマートさに一層磨きをかけてデビューしました。都会派SUVのXVは220万弱から、またXVハイブリッドは30万高の約250万弱から選べます。
◇スバルXV http://www.subaru.jp/xv/xv/
◇スバルXVハイブリッド http://www.subaru.jp/xv/hv/grade/
3車種のSUVとも個性明快ですが、それぞれに共通するのはスバル独自の優れた技術と高いコスパでしょう。「水平対向エンジン+シンメトリカルAWD」がもたらす低重心で安定した走りに加え、ドライブ支援システムの「アイサイト」は今や新車の7割に装着される人気アイテムに成長しました。まさしくスバルのSUVシリーズは、スバルの独自技術を満載した「コスパ自慢の役者揃い」と言えそうです。
(拓波幸としひろ)