タイヤは黒から色付きの時代!? ブリヂストンがカラーサイドタイヤ市販化

タイヤは黒。昔から変わらない常識ですよね。ブリヂストンが新発売した「カラーサイドタイヤ」は、そうした思い込み?を覆す第一歩になるかもしれません。

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タイヤにスプレーを吹き付けて色をつける、コーティングする、といったスプレーは海外製などが売られていますが、色つきタイヤがドレスアップの世界でも主流になったことはありません。

今回ブリヂストンは、タイヤサイド部をカラーリングするという意味で、すでに発表されていたタイヤプリント技術を「カラーサイド」と命名。「ECOPIA(エコピア)」の最高グレード「ECOPIA EP001S」、EV専用タイヤの「ECOPIA EV-01」に、環境性能の高さを有する証としてカラーリングが施されるというものです。

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技術的には変色防止に優れたゴム技術やタイヤへの印刷でも剥がれにくく、高精細な画質を実現するインク技術がトピックスで、インクによる印刷のため重くなることなく、低燃費性能やウェットブレーキ性能などにも影響を与えないとのこと。

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タイヤサイズは、グリーンのカラーラインが施された「ECOPIA EP001S COLORSIDE」が195/65R15 91Hと205/55R16 91V。

「ECOPIA EV-01 COLORSIDE」はブルーラインが施され、サイズは175/65R15 84Sと205/55R16 91Vが用意されます。

販売は7月1日からでタイヤ館やコクピット、ミスタータイヤマンで順次販売されます。

■ブリヂストン「ECOPIA」
http://www.bridgestone.co.jp/personal/tire/ecopia/index.html

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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