トヨタ自動車が今秋発売予定の北米向け新型「カローラ」を公開しました。
北米で11代目となる新型はデトロイトショー2013に出展されたコンセプトカー「Furia(フーリア)」のモチーフが反映されています。
直列4気筒1.8L エンジンを搭載しており、ミッションはCVTを採用。
ボディーの軽量化により燃費性能が高められ、米国でエコカーの目安となる高速走行で1ガロン当たり40マイル(約17km/L)をクリアしている模様。 HVシステムを使わずにコストを抑えながらも低燃費を達成したことで、米国市場での競争力を向上させたと言います。
若者層にも訴求するデザインを採用、ホイールアーチ廻りが張り出した立体的な造形に。
車体サイズは全長4639×全幅1776×全高1455mm、ホイーベースが2700mmと、現行モデルよりも一回り大型化しており、レクサスHS並みのサイズとなっています。
前後のオーバーハング短縮とホイールベース延長により、後席膝元に余裕を確保。
米国に於けるカローラシリーズ(マトリックス含む)の販売は現在26,000台/月ペース。
2012年度は29万台を販売するなど、カムリに次ぐ主力車種だけに、かなり力が入ったモデルチェンジとなっているようです。
国内モデルとは益々方向性を異にする北米モデルですが、別車名で国内導入すればトヨタが狙う日本市場でのセダン復権に貢献する可能性も。
同社の今後の動きが注目されます。
■TOYOTA USA 新型カローラ Webサイト
http://www.toyota.com/upcoming-vehicles/corolla.html
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