トヨタ・センチュリーがマイナーチェンジで国産最高峰にさらに磨きをかける

1997年に二代目モデルへと進化したトヨタのフラッグシップモデル「センチュリー」が2010年8月以来となるマイナーチェンジを実施しました。

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今回の改良では、地上デジタルTVチューナーを4チューナーに増強して、受信性能を向上させるとともに、リモコン受光部を前席にも設定しています。 また、フロント&リヤドア(除くクォーターガラス)にスーパーUVカットガラスを採用したほか、フェンダーミラーの鏡面曲率を変更して視認性を向上させるなど、着実に熟成を重ねていることが伺えます。

なお、5.0リッターV12エンジンや6速ATというパワートレインは変更されていません。

メーカー希望小売価格は1219万円。若干の価格上昇をしていますが、ATのレイアウトをフロアとコラムの2タイプから選べるといった特徴はそのままとなっています。
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(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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