1997年に二代目モデルへと進化したトヨタのフラッグシップモデル「センチュリー」が2010年8月以来となるマイナーチェンジを実施しました。
今回の改良では、地上デジタルTVチューナーを4チューナーに増強して、受信性能を向上させるとともに、リモコン受光部を前席にも設定しています。 また、フロント&リヤドア(除くクォーターガラス)にスーパーUVカットガラスを採用したほか、フェンダーミラーの鏡面曲率を変更して視認性を向上させるなど、着実に熟成を重ねていることが伺えます。
なお、5.0リッターV12エンジンや6速ATというパワートレインは変更されていません。
メーカー希望小売価格は1219万円。若干の価格上昇をしていますが、ATのレイアウトをフロアとコラムの2タイプから選べるといった特徴はそのままとなっています。
(山本晋也)