運転中に眠気を感じた経験は誰しもあるかと思います。
GWを利用した旅行や帰省等で長時間運転する際、特に高速道路ではハンドル操作が少ない上に景色も単調で刺激が少ない為、ついつい眠気を誘発します。
居眠り運転の原因の大半は「疲労」と「睡眠不足」とされています。
そこで居眠り運転を防止する為の方法についてシチュエーション別に纏めてみました。
◆居眠り運転を予防するには…
・前夜に十分な睡眠をとる(平均7時間以上の睡眠が必要)
・渋滞や休憩時間を考慮した余裕の有る運転計画を立てる
・単調な高速道路などでの運転は昼食直後の時間帯を避ける
・運転前には眠くなる成分の入った薬の服用を避ける
◆運転中に眠いと感じたら…
・クルマの窓を開けて空気を入替える
・150Km毎、又は2時間毎に1回、15~20分程度の休憩や仮眠をとる
・休憩時にクルマから降りて軽く身体を動かす
・洗顔やマッサージをする
・ガムや昆布(歯応えが有る物)を噛んで脳を活性化
・コーヒー等でカフェインを摂取して仮眠後の脳を活性化
・血糖値低下による疲労防止の為、糖分を含んだ飲み物を摂る
・ビタミンB1を多く含む食品(豚肉、キノコ類、ゴマ、ナッツ等)を摂る
◆眠気の初期症状は…
・あくびがでる
・視点が狭まっている
・姿勢が悪くなる
・まぶたが重く感じる
・目がしょぼつき、瞬きが増える
・気づいたら、前の車との距離が近い
以上のような場合は次の休憩施設で休憩を!
◆眠気の本格的症状は…
・フッと一瞬、意識が飛ぶ
・ランブルストリップス(はみ出し警告路面)を踏む
・アクセル開度にムラが出る
・信号で止まれない
以上のような場合は即刻クルマを安全な場所に停めて休憩を!
◆気になる情報
最近では仮眠をとった後の寝起き運転による「居眠り事故」が増えているそうです。
脳は覚醒したつもりでも体の疲労が残っている為に更に強い眠気を誘発するというもの。寝起き直後の運転は危険とされています。
また現在、日本人の約3%が睡眠時無呼吸症候群と推定されているそうで、睡眠時に無呼吸症候群の疑いの有る場合は専門医に診てもらいましょう。
◆眠気防止グッズ
・瞬間居眠り運転防止アラーム
耳に掛けるだけで、居眠り運転を振動で撃退する瞬間居眠り防止アラーム。居眠り運転をして頭が傾いた瞬間、0.003秒でバイブレーターが作動。居眠りを振動で撃退してくれる。
・衝突防止補助システム Mobileye C2-270
世界で唯一後付けできる衝突防止システム。オランダのMobileye社が開発した画像処理用IC「EyeQ2」を搭載。 EyeQ2はBMW、Opel、GM、Ford、Hyundai、Volvoなどで衝突警告や車線逸脱警告、標識認識のシステムに採用されている。主な機能は、前方の車両、歩行者との衝突警告、車線逸脱の警告、車間距離の警告の三つ。
以上、備え有れば憂い無し。ドライブ中の居眠り事故を未然に防止して楽しいGW連休を過ごしましょう。
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