【動画】プジョーのパイクスピークマシン208T16の姿が見えた

2013年6月30日に決勝が予定されているパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム。標高4301mの頂上まで、約20kmの峠道を一気に駆け上る、アメリカの伝統あるイベントです。そこにプジョーが「208T16パイクスピーク」 というスペシャルマシン、WRCチャンピオンのセバスチャン・ローブというドライバーで参戦するというのは既報の通り。

そのスペシャルマシンの開発シーンや外観を収めた動画が公開されています。

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前回、1989・1990年のパイクスピークチャレンジにおける405 T16をリスペクトした内容となっていて、208のメカニズムについてはまだまだ不明という状況ですが、『ボディサイズ、エンジンやタイヤの位置は市販車とは異なる』といった発表がなされています。

市販車の面影は残しているものの、パイクスピークのアンリミテッドクラスらしい、大きなウイングやディフューザー、フロント・チンスポイラーといった空力ボディに仕上がっているのは動画でも確認できるところ。またボディはパイプフレームで組み上げられているようにも見えます。 

 そしてカラーリングも気になるポイントといえそう。果たして、スポンサーのレッドブルカラーになるのか。それとも405 T16を思わせるカラーリングになるのでしょうか。

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(山本晋也) 

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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