スバルがBRZで走りの本質をアピールします【上海モーターショー】

スバルが上海モーターショーに、今年から中国市場で販売予定のBRZを出展することが発表されました。あわせてスーパーGTの開幕戦でポールポジションを獲得するなど今シーズンの活躍が期待されているSUBARU BRZ GT300も展示するということです。

SUBARU BRZ Chinese spec

スバルは中国市場において、商品コンセプトを「Pure Handling Delight – 新しい次元の運転する愉しさ」として、BRZを投入するということです。とはいえ、中国マーケットというと、セダンが人気の中心で、いわゆるスーパーカーの人気は高くても、ドライビングを楽しむという身の丈のスポーツカーが市場での存在感を示しているという印象はありません。

果たして、中国市場にドライビング・ファンという価値観を広めることができるのかどうか、BRZに対する評価が気になるところといえそうです。

また、上海モーターショーでは、2012年に投入した新型フォレスターをカットボディと共に展示し、フォレスターの優れたパッケージや独自のAWD機構をわかりやすくアピールするといいます。

SUBARU Forester Chinese spec

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる