東京オートサロン2013のクリッカーブースでは、FORESTERLIVEのクルーへ応援メッセージを書き込むフラッグを展示しておりました。
1年間10万kmをヤラせなしで走るのは、クルマに取っても人間に取っても大変なこと。インターネットなどの通信網、飛行機などの交通網が発展したとはいえ、リアルに地面を移動するのは物理的にも、場合によっては政治的、治安的にも危ないシーンなども想像できます。
もちろん、だからこそ走破するのに意義が出てくるわけですが、スタート直後から見続けて来たクリッカーとしてはリアルに移動しているクルーに向けていつかリアルな応援メッセージを届けたいと思っていたわけです。というのも、実際こういった、言葉を選ばずに言えば泥臭い(実証ポイントによっては文字通りの)イベント、キャンペーンって最近あまりないわけです。バーチャルに「ネット上で楽しんで応募して終わり!」みたいなプロジェクトが、簡単と言うワケではないですが、なんだか軽いイメージの新車キャンペーンが多く感じられるのも事実です。
そんなリアルにこだわってゴーサインを出したスバルに敬意を表して、その応援メッセージをリアルに手渡したいと始めたのです。いつ渡せるかは決まってなかったんですが。
それがついに実現しました。
既にクリッカーでも、FORESTERLIVEのレポートでもお届けしております、トミ・マキネンが参加するという重大なシーンで、これ幸いと、フラッグも渡しちゃおう!と思ったわけです。できればマキネンさんにもメッセージを入れてもらおうとか、淡い期待もしながら・・・。
そうした話がまとまってわずか2週間後(ホントです)に、我々はモンテカルロのスペシャルステージとなるチュリニ峠にいました。パスポートが切れていたら実現不可能だったタイミングです。
おー、ワールドチャンピオンのマキネンさん(左)だ!
「エクスキューズミー、プリーズ、サインアンドメッセージ、フォーフォレスターライブクルー」とか、たしか片言の英単語でお願いした気がします。
マキネンさん、とっても気さくでいい人です。つたない発音を理解してくれて、快くメッセージとサインをくれました。まあ、ホントは横で通訳の人が概要を説明してくれてた気もしますが。
じゃじゃーん。
これがそのメッセージです。
「Very good work with Foresterlive world wide」
「世界を舞台にいい仕事してるね」といった感じでしょうか。まさに世界を舞台に走り回ってきたオトコからいただくとなると、とっても重みがありますね。すかさず役得でツーショット記念写真。
トミ(少し打ち解けたので親しく表現してます)に書いていただき、一緒に完成したフラッグをクルーへ手渡します。
ほほー、とクルーのみなさん、感心していただきました。
「ホント、こういうのありがたいね」とも言っていただきました。く〜っ!12時間飛んで12時間走った甲斐がありました。
無事にフラッグを渡してトミも一緒に記念撮影。
今後のFORESTERLIVEもご安全に続けて下さいね。
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写真:前田惠介
(小林和久)
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