真夏のオーストラリアを皮切りに、世界五大陸10万キロ走破にチャレンジしている新型フォレスター。
カタログに「実証。全方位SUV」と掲載しているように、新型フォレスターの性能が世界の過酷な大自然に通用するかどうか、「腕試し」を仕掛けているのです。またその経過を、ネットで公開して実証しようとしているのも良いですよね!新型フォレスターは、世界中どこに行っても通用する「全方位SUV」のオールラウンダーとして、大きな進化を遂げて登場しました。。
■「オフのタフネス」に「オンの俊敏」を併せ持つオールラウンダー!
歴代フォレスターは、インプレッサ派生のオフロード派SUVとして開発されました。スバル独創の「シンメトリカルAWD(水平対向エンジン+4WD)」を武器に進化を重ね、先代ではオフロードのタフネスさを基盤に、オンロードでの俊敏さを併せ持つ「オールラウンダー」として、米国や中国で大好評! 世界のSUV市場で独自のポジションを開拓してきました。そこで4代目新型フォレスター開発責任者の台PGM(プロジェクトゼネラルマネージャー)は、従来路線を踏襲すると共に、あらゆる性能レベルを大きく進化させる覚悟を決めたのです。
■技術力で他社に劣る訳にはいかない!スバルの技術者魂が進化のエネルギー!
「更なる進化」と言うものの、重要課題の「軽いFFに負けない燃費」や「音や振動を抑えた快適性」に、特効薬はありません。開発陣は自ら高い目標を掲げて、とにかく熟成、熟成また熟成! 細かい積み重ねで目標をクリアしていきました。また岩場や砂浜、深雪からの脱出時に4WDを最適制御する「X−MODE」を新たに開発! 本当にいざという時に、プロ並の運転技術を発揮してくれるのが素晴らしい! 台PGMの「技術力で他社に劣る訳にはいかない!」という言葉に、スバルの技術者魂こそが進化のエネルギーなのだと実感しました。
■米国発デザイン! スバルデザインの嗜好は万国共通!?
新型フォレスターは、極めて優れた悪路走破性能を備えていますが、クロスカントリー然としたデザインではありません。NA仕様では日常の使いやすさや安全・安心感を訴求するデザインテイストを採用すると共に、ターボ仕様はラギッド感を強調して差別化をはかりました。それから新型フォレスターのデザイン審査案は、他社ユーザーの評価が高い「東京案」と、スバリストから絶大な評価を受けた「米国案」が競い合ったそうです。もちろん米国案が選ばれた訳ですが、スバルを愛する人達の嗜好は、万国共通のようなのです。
新型フォレスターは、オーストラリアの岩山や海岸線、タスマニアの砂浜や森林道と雄大な大自然において、実力を余すところなく発揮。現在は一気にヨーロッパまで移動して、真冬の北欧で持ち前のシンメトリカルAWD(4WD)のポテンシャルを試すべく、実証の旅を続けています。是非、世界各地で腕試しをしている新型フォレスターの映像をご覧ください。男の子の血が騒いで、自分でもチャレンジしたくなっちゃいますよ、きっと。
■新型スバルフォレスター
http://www.subaru.jp/forester/forester/
■FORSTER LIVE(世界五大陸。10万キロ。完全追跡)
http://foresterlive.com/
(拓波幸としひろ)
電子版はコチラ>>>http://www.as-books.jp/books/info.php?no=NMS20121116