新型レンジローバーが世界初のオールアルミSUVとして登場! 価格は1230万〜1670万円

SUVなどと言い始める前からの本当のラグジュアリー・スポーツ・4WD「レンジローバー」が新型となって発表されました。本国イギリスでは2012年9月6日に発表されましたが、ジャガー・ランドローバー・ジャパン(社長:ラッセル M.アンダーソン)から3月2日より発売されます。

全体的には伝統的なレンジローバーらしいフォルム、ボンネットの左右を盛り上げたクラシェルム・ボンネット、フローティングルーフ、サイド・フェンダー・ベントなどをアイコンを残しつつ、各所でモダンなデザインを盛り込んで先進的に仕上がっています。

4WDのロールスロイスと言われていたように、インテリアも伝統的なレザーとウッドを多用しながら、カーボン素材も盛り込む、これまでの良さと現代風をアレンジされたものとなっています。

パワーユニットは5LのV8エンジンで、自然吸気(NA)エンジンとスーパーチャージャーを組み合わせた過吸(SC)エンジンの2種類。8速ATと組み合わされます。

オールアルミモノコックボディにより、ボディシェルだけで180kgもの軽量化を実現し、100km/hまでの加速はNAが6.8秒、SCが5.4秒となっています。

もちろん、最新の快適、安全装備も施し、最新の最上級SUVとなった新型レンジローバーの価格は以下の通りです。

5.0 V8 VOQUE 1230万円
 5.0 V8 SUPERCHARGED VOQUE 1490万円
Autobiography 1670万円

伝統と内容を考えると、むやみやたらと高額ではないようにも思えます

 (小林和久)

 

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
続きを見る
閉じる