「ヤリスの成功を加速させる」。トヨタの新型コンパクト・クロスオーバーSUVの詳細見えてきた

■C-HRよりコンパクトで車名は「ヤリス・クロス」か!?

欧州トヨタは、第四世代「ヤリス」と同じ「GA-B」プラットフォームを採用する新型コンパクト・クロスオーバーSUVを発売することを発表するとともに、そのティザースケッチを初公開したばかりですが、その詳細がみえてきました。

トヨタ ヤリス外観_003
トヨタ ヤリス

オランダ・アムステルダムで行われたイベントで発表されたスケッチからは、Bセグメントハッチバックには見えない、新型「ハイランダー」に似たかなりスタイリッシュなシルエットが見てとれます。

トヨタ ヤリス 派生SUV
トヨタ ヤリス 派生SUV ティザースケッチ

トヨタのマシュー・ハリソン副社長によると、「ボディクラッディングとレイズドサスペンションを備えたヤリスであるだけでなく、コンパクトでダイナミックな独自性を持った1台」と語っているほか、「最終デザインを見るまで長く待つ必要はなく、このモデルが欧州ヤリスの成功を加速させる」とも述べたようです。

予想されるボディサイズは、「C-HR」よりコンパクトで、103.9インチ(2,640mm)のホイールベースを持ち、日産「ジューク」より0.2インチ(4mm)長いと予想されます。またライバルとなるルノー「キャプチャー」、プジョー「2008」などと比べ手頃な価格も期待されています。

パワートレインは、システム総合の最高出力は113psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+電気モーターのハイブリッドが予想されるほか、1.5リットルのガソリンエンジンも特定の市場にて提供されることになりそうです。

ワールドプレミアは、2020年9月以降と予想されており、車名は「ヤリス・クロス」などが有力視されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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