トヨタ ランドクルーザーが5万円アップでディスチャージヘッドライトを標準装備

ランクルの愛称で知られるキング・オブ・オフローダー、トヨタ・ランドクルーザーが小変更を受けました。

2007年9月のフルモデルチェンジで、現行の200系となったランドクルーザー。ちょうど一年前となる2012年1月にマイナーチェンジを受けていますが、今回は小変更といえる進化の内容となっています。

その変更点とは、5人乗りの廉価グレードであるGXを除く全車に、バイキセノン式(ディスチャージ)ヘッドランプ(オートレベリング機能付)を採用していること。

そのほか、4.6リッターV8エンジンと6速ATを組み合わせたパワートレインをはじめ、悪路走破性を高める「マルチテレインセレクト」、車載カメラの映像から周囲の路面状況を確認できる「マルチテレインモニター」、ステアリング操作のみでの極低速走行が可能な「クロールコントロール(速度設定を5段階)」といったラフロード走行を考慮したメカニズム面は従来型を踏襲しています。

メーカー希望小売価格は440万円~635万円。バイキセノン式ヘッドランプを採用したグレードの価格を、小変更前と比べると、5万円の価格アップとなっています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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