2013年1月発売のアコード・プラグインハイブリッドは市販車トップの48.9km/L相当を実現

2012年11月30日より一般公開されているLAオートショーにて、ホンダの次世代ハイブリッドシステムを採用したアコードプラグインハイブリッドが市販プラグインハイブリッド車トップとなる115MPGe(EPA認定値)の電費性能を達成したことが発表されました。

プラグインハイブリッド車の環境性能を燃費相当値として表示するMPGeですが、この115MPGeという数字を日本風の言い方にすると48.9km/L相当ということになります。

また、このアコードプラグインハイブリッド車は、ホンダが従来採用してきた1モーターのハイブリッドシステムではなく、新世代パワートレイン技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」として掲げられた2モーターのスポーツハイブリッド・インテリジェント・マルチ・モード・ドライブ(i-MMD)を搭載しているのも注目点。

2.0リッター4気筒アトキンソンサイクルエンジンと2モーター(駆動モーター&発電モーター)を組み合わせたパワートレイン、高容量リチウムイオン電池も搭載しています。

より環境性能に魅力を増した、新しい型アコード プラグインハイブリッドは、カリフォルニア州とニューヨーク州で2013年1月15日より販売されるということです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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