軽自動車の歴史が変わった!?「女性視点」を取り入れて大躍進したアノ車

ホンダの軽自動車といえば、会社母体のお荷物になるのでは……。こんな懸念が拭えなかった『N-Oneシリーズ』ですが、ここにきて事情が激変。今や3大軽自動車のひとつに数えられるようになりました。

底流といわれていたホンダNシリーズの第一弾、その成功の陰には「女性ユーザーを意識したつくり」にありました。女性のみなさん必見です。

 

■1:とにかく広い車内

軽自動車のメインユーザーとなる女性の意見を反映し、全長218センチ・高さ140センチを実現。これだけ高さがあるということは、小学生くらいのお子さんなら車内で着替えも可能ですよね。メカ部分を最小限に設計し、人が使う空間を重視しているのです。

男女の車の使い方は大きく違います。例えば子供の習い事の送迎。ママ友と交代で迎えにいくことで、家事や仕事に当てる時間を増やしたり、そうなると車内は育ち盛りの子供たちで満杯に。大は小を兼ねるといった使い方が必須条件に。

かといって燃費が悪いのは家計を預かる身からは嫌煙されます。ママさんたちが使い勝手の良い軽自動車ユーザーになるのも納得できますね。

 

■2:お洒落な外観

コンパクトカー、ローバー・ミニを意識した仕様の外観は、とってもお洒落。背の低い軽自動車よりも高級感と可愛らしさが増す結果になりました。

搭載されるベンチシートも軽自動車では最大のものを装備。そのシートにはアレルクリーンタイプが標準装備となっています。プレミアム感が満載の仕様になっているのです。

 

■3:スマホと連動したナビゲーションシステム

高価なナビをオプションでつけなくても、使い慣れたスマホがナビシステムに! しかも3年間は無料で使用できるという配慮も嬉しいですね。

スマホのナビアプリをセンターにおいて、ディスプレイに表示したり、拡大もできるのでお年寄りにも優しいつくりになっています。

 

■4:安全性

子供たちを乗せたり、足がわりに使う車であればこそ、安全性にもこだわりたいところ。今まで軽自動車ではありえなかったサイドカーテンエアバッグも装備。

普通の車よりも安全性に気を遣ってあるので、車に詳しくない女性でも安心して乗れますね。

 

安全性・上質感・使い勝手・リーズナブル。女性が車選びにあげる要素がタップリ詰まった車。これまでの軽自動車との違いを感じるため試乗してみても面白いかもしれませんね。

(さとう敬子)