日産が電気商用自動車として開発したe-NV200は、すでに国内外で企業と協力して実証運行を行なっています。たとえば、イオンであったり、フェデックスであったり、様々な業種とコラボレーションしています。
その実証運行に、今度はコカ・コーラが名を連ねます。
コカ・コーラ セントラル ジャパンに貸与されるe-NV200テストカーは、同社の横浜地域における営業用車両として活用されるということ。従来のエンジン車両と比較しての環境性能、実用性、経済性等を確認するということですが、とくに注目したいのは電力のピークシフトへの対応です。
なんと『夜間電力での充電のみで、車両の運用・商業利用が可能かを検証』するというのです。この試みによって、夜間充電のみで運用できる手法が見つかれば、スタッフが帰宅中の夜中に普通充電、昼間は営業車として活用するというモデルが生まれるかもしれません。
はたしてEVは昼間の充電なしで営業車として活用できるのでしょうか。
(山本晋也)