10月13日・14日はメガウェブにて「こどもモーターショー」が開催されました。
こどもが運転できるクルマ「Camatte(カマッテ)」に乗れるとあって朝からたくさんの親子連れが列をなしていました。
このクルマはコンセプトカーであり乗ることができる機会はほとんどないので貴重な体験。
このカマッテはボディが上部に開き乗り降りします。かっこいいですね!
「クルマいじり」の楽しさを家族で共有するために、必要な機能だけを残し、シンプルな構造を目指すというコンセプトでボディーを外したり部品を交換しやすいようになっているそうです。
このカマッテには現在免許取得中で元AKBの前田敦子さんもメガウェブフェスタにて試乗していました。
こちらのカマッテ2台ともサイン入り。
もう1台のカマッテはオープンカー
カマッテは子供が運転するセンターシートの他に後席に2人が乗れるようになっており、この日は子供・親に加えインストラクターが同乗。短いコースですが、子供たちは笑顔で楽しんでいたようです。
トヨタ自動車試作部が製作しているのでシンプルな構造ながら本格的なつくりで子供だけでなく大人も楽しめそう。
「カマッテ」が今度どのような展開をしていくのか?非常に楽しみです。
こちらは「匠のこだわり板金体験」コーナー
カマッテを製作した試作部の匠が講師となって板金を体験出来ます。
スプーン、プレスバッチ、おしぼり置きなどから選べますが、スプーンは特に人気であっという間に長時間待ち。
こちらはプレスパッチの作製体験。プレスで型を押すだけですが、体験した子供はとても喜んでいました。
クルマに乗るだけではなくボディをどうやって作っていくのかという理解を深めるためには必要な体験だと思います。
将来、板金の匠が誕生するキッカケになるかも(笑)
また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の展示協力のもとグッドイヤー宇宙教室が開かれました。
会場にはスペースシャトル、ソユーズや宇宙ステーションの模型を展示
シアターでは次世代の月面探査車を紹介。シアターのキャプテンと会場のガイドとのやり取りで会場は月面旅行に引き込まれていました。
グッドイヤーはアポロ14号の月面探査車に装着され月面に人類初のタイヤ後を残したメーカーです。
次世代の月面探査車は宇宙飛行士2名の泊まりがけでの探査を想定しており、月面ではひなたで摂氏150度、ひかげではマイナス120度、さらにデコボコの荒地の厳しい月の環境を走破できるように開発されたスプリングタイヤを装着しています。
月面探査車の模型。12本のタイヤで月面走行時の安定性を高めます。
800本のスプリングで1本のタイヤを構成しているので一部に損傷があっても問題なく走行できます。
このスプリングタイヤは「世界技術発明ベスト100」を受賞しました。月だけではなく地球上で使用できるように開発しているとの事なのでパンクというのは無くなる時代が来そうですね。
この他、ミニ4駆工作教室では親子で製作。
「超速変形ジャイロゼッター」が会場に登場!ゲームが体験出来るようになっていました。ゲーム、漫画、アニメにもなっていて実在のクルマが登場。かなりマニアックな車種も登場するので大人も充分楽しめそう。
このイベントですが、開場すると同時にお目当てのコーナーに駆け寄る子供達がたくさん見られました。
こどもがクルマを楽しいと思えるようなイベントを今後も期待します。
(sin)