「ビューティフルキット」の採用でより上質になったストラーダ「Lシリーズ」

PNDやスマホ・ナビとの競争下にある据え置き型ナビは、車種専用設計とモニターサイズの大型化、スマホとの連携が主流になってきました。ストラーダの「Lシリーズ」はその好例で、今秋登場のニューモデルはその流れを強化しているのが特徴です。

こちらは「ビューティフルキット」を使って装着したアルファードで、ナビは8V型ワイドの「CN-LS810D」とセットで取付

 

「Lシリーズ」は車種専用設計を打ち出してきましたが、新たに「ビューティフルキット」と呼ぶ取付キットを開発し、画面の大画面化だけでなく上質なデザインと使いやすさを追求。

こちらはフリード用で、7V型ワイドを採用するナビの「CN-LS710D」と「ビューティフルキット」によるセットでの取付になります。価格はオープンですが、8型の「CN-LS810D」が取付込みで17万円前後、「CN-LS710D」が15万円前後の店頭予想価格です

キット本体に装着車種に合わせて高級感のあるピアノブラックフィニッシュやウォームシルバーのメタルオーナメントを採用し、クオリティの高さを感じさせる仕上がりを実現しています。さらに、従来はナビ本体に配置されていた「MENU」や「音量調整」などの使用頻度の高い操作ボタンを大きなサイズにできるなどのメリットも生まれています。

16GBのSDHCメモリーカードを搭載し、モーションコントロールによる操作性やBluetoothを介したスマホとの連携など、ナビとしての機能は「Sシリーズ」と同等です

車種専用設計のメリットはほかにもあり、車種によって異なる音響セッティングやステアリングスイッチ機能も車種ごとに設定し、「車両情報」なども車種ごとに設定が可能です。

 スマートフォンとの連携では、今秋モデルとして登場した「Sシリーズ」と同様に、「おでかけナビサポート ここいこ♪」のバージョンアップに対応し、「寄り道コンシェルジュ」や「任意目的地」が使えるようになりました。Bluetoothに対応することでスマホとの接続ができます。

 操作性も「Sシリーズ」と同じようにモーションコントロールを進化させてダブルタップ(2回連続タッチ)、ピンチアウト(画面に触れた指を広げる)など、新たな動作に対応。

データは16GBのSDメモリーカードを搭載。5ルート同時探索時に使える「ecoルート探索機能」やWebを使ったユーザー登録とアンケートの回答で3年間の更新地図データを享受できるのも特徴です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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