2012年9月25日、ついに日本でも正式発表されたスバルXV。その姿は、ジャカルタで開催されているインドネシア国際モーターショーでも確認できます。
しかし、これは日本で見るスバルXVとは少々異なるものだといいます。このクルマは、マレーシアにおけるノックダウン(KD)生産の試作車なのです。
KD生産とは、部品を輸出、組立ラインを現地に置いて完成車を生産するもの。今回のケースでは、マレーシア、タンチョン・モーター・アッセンブリイズにて、2013年1月より年間5000台のKD生産を予定しているということです。
また、インドネシアにおいては、このモーターショーでの発表をもって正式に受注が開始され、今後タイやマレーシアへ展開する予定とのこと。このマレーシアにおけるSUBARU XVのKD生産は、中期経営計画“Motion-V”において日米での生産能力増強と並んで、生産体制構築の項目として掲げられているもの。
成長を続けるアセアン地域でも、スバルXVは人気を高めるのでしょうか。
(山本晋也)