北海道のレジャースポット・ぬかびら【車中泊女子の全国縦断記】

上士幌町から国道273号を大雪(たいせつ)方面に北上し、糠平(ぬかびら)にやってきました。あまりメジャーではないかも知れませんが、糠平湖(ダム湖)の南側には糠平温泉郷や『ぬかびら源泉郷スキー場』『国設ぬかびらキャンプ場』もあり、観光の拠点にちょうどいいです。

糠平という地名は、アイヌ語の「形のある崖」=ノカ・ピラに由来しています。その「人の姿に似た岩」は音更川沿岸の崖にあったそうですが、今はダム湖に沈んでしまいました。
地名が「糖平」と間違われやすいなどの理由により、 ひらがな表記に変更されたそうです。

糠平湖

こちらは糠平湖南側、温泉郷のすぐ近くにある『国設ぬかびらキャンプ場』。イン/アウトフリー、設備は最小限、入場料は大人350円、子ども200円(デイキャンプは大人100円、子ども50円)とリーズナブル。管理棟にはカフェもあります。


糠平温泉  山湖荘

糠平温泉郷も100%源泉掛け流し宣言をしています。『洞窟風呂』の看板に惹かれて、こちらの『山湖荘』で日帰り入浴(500円)。館内は純和風で落ち着いたいい雰囲気! 宿泊客は浴衣が選べるようで、入り口に色とりどりの図柄の浴衣がズラリと並べられていました。

お目当ての洞窟風呂は、地下にあります。階段からして洞窟っぽい壁に囲まれていて薄暗くしてあり、脱衣所も浴室も洞窟をイメージして暗いし狭かったけど、ちょっとしたイベント気分に浸れます。源泉が熱かった~。

森のトロッコ エコレール

国道273号線を温泉郷から約5〜6kmほど北上し、『三の沢駐車場』の脇にある『森のトロッコエコレール』へ。一昨年から気になっていて、やっとキャンパー仲間のご家族に付き合っていただき体験することができました!(ひとりで利用する勇気がなかったもので…)

この手作りの足こぎトロッコ(トロッコと読んでいいのだろうか?)で、旧国鉄士幌線の線路跡を往復1kmほど走れます。小学生~大人1名の場合900円/2人以上だと600円/幼児無料。森に囲まれているのであまり眺めがいいとは言えませんが、涼しくて気持ちよかったです(って漕いでもらったんですが)。冬は夜間営業しているそうですよ!

説明してくれるおじさんがチョー面白かったです(笑)1日に何十回としゃべっている内容にも関わらず流れるように滔々として、それでいてユーモアたっぷり。

トロッコを楽しむなら、もうひとつ上士幌町鉄道資料館の隣に『ひがし大雪高原鉄道』もあり、旧国鉄士幌線・糠平駅構内に敷設された線路(片道662m)を往復できます。

タウシュベツ橋梁

糠平湖周辺には、北海道遺産に選定されたタウシュベツ橋梁をはじめとする『旧国鉄士幌線廃線跡コンクリートアーチ橋梁群』があり、それを巡るネイチャートレイルも何コースか整備されています。

国道273号線から細いダート道で約4kmほど森の中を走ると普通車5〜6台分ほどの少しだけ開けた駐車帯があり、そこから徒歩約300mくらいで湖畔に到着。

タウシュベツ橋梁は湖面に橋が映ると眼鏡のように見えるので「めがね橋」とも呼ばれているのですが、この日は小波が立っていて映りはイマイチ(この写真は4年前のもの)。でも、その前の年は長雨の後で増水しすっかり隠れていたので、見れただけよかったです。

ダム湖に沈んだことによって、水没中の水圧や結氷期前後の氷による外力、凍結と融解を繰り返す凍害からコンクリートは風化が進んで、真ん中辺りは崩れかかってます。これを修復するか、自然のまま風化させるかで地元では意見が二分されているそうです。

糠平湖展望台

こちらも4年前に訪れた、糠平湖展望台から見た糠平ダム。タウシュベツから糠平温泉街方面に戻って500mほど丘を上がったところにあり、この向こう側に国道273号が通ってます。8月中旬だったのですが、ちょっとだけ紅葉が始まってました。もう風が冷たくて寒かった記憶があります。

■森のトロッコエコレール(上士幌町観光協会)
http://www.kamishihoro.info/ecorail

■ひがし大雪高原鉄道(上士幌町観光協会)
http://www.kamishihoro.info/higasitaisetukougentetudou

■山湖荘(公式サイト)
http://www1.ocn.ne.jp/~sankosou/

■ぬかびら源泉郷温泉旅館組合(公式サイト) 
http://www.nukabiragensenkyou.com/ 

(松本しう周己)

この記事の著者

松本しう周己

松本しう周己 近影
高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としてはクルマとの接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。